国立台湾師範大学
東亜学科 2023年12月早期卒業
就職先 海運業界
【入社までのタイムライン】
2022年6〜8月(大二下後の夏休み)
web説明会、1dayサマーインターン(オンライン)2週に1回程度参加
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2022年9月〜2023年2月(大三上)
web説明会、1day仕事体験、GD、座談会(全てオンライン)週に1回程度参加
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2023年3月(大三下)
web説明会→ES記入提出(エントリー)
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2023年4月
面接本格化(1-2次面接)
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2023年5月
面接(2次-最終面接) オンラインにて最終面接→1社内定
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2023年6月中旬
一時帰国のため2社対面にて最終面接、2社内定→終活
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2023年12月(大四上)
早期卒業
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2024年4月(卒業後)
入社
【最終的に選んだ就職先の理由は?】
日本では貿易量の99.6%を海上輸送が占めていることを知り、海運業に就くことで自分自身が日本と世界の懸け橋となり、人々の豊かであたりまえの生活を支えることができると考えました。また、チームワークを大切にしている点や自分の強みを活かす機会が若手から十分にあるという点にも魅力を感じ、入社を決めました。
【台湾の就職活動?日本の大学生の就活とは違う?】
台湾の就活は経験していないため感覚的なものになってしまいますが、台湾ではいわゆる「新卒カードが大事」といった考え方は無いように思います。台湾人の友人の様子を見る限り、それぞれ大学院に進んだり、インターンをしながらマイペースに自分に合った会社を探しているように見受けられます。日本では新卒採用枠のために皆が同時期に就活をし、新卒カードを有効活用しようとしている傾向にあるため、その点で就活に対する考え方の違いを感じます。
【そもそもどのように就職先を探すのか?】
私の場合は業界を絞りすぎず「好きなこと」と「得意なこと」という二軸で、さらに自分の就活の軸にマッチする企業を主にマイナビ、リクナビといった就活情報サイトで探していました。いくつか気になる企業をチェックするとおすすめとして関連の企業が出てくるのでそこから見る範囲を広げてみたり、検索ワードとして自分の重視したいポイントを打ち込んで検索するとそれにマッチした企業が出てきたりするのでかなり探しやすかったです。
【台湾留学から就活をする上での強み】
私が実感した強み1つ目は「学歴フィルターがかからない」という点です。
ESやWEBテストなど、学歴で足切りをされる可能性がある場面において、あまり自信が無くてもとりあえず面接には通してもらえることが多かったように感じます。相当有名な大学でない限り、海外大学のレベルはあまり知られていないので、学歴よりも学びや経験、スキルに注目されていたと思います。
2つ目は「興味を持ってもらえる」という点です。なぜ台湾の大学に入ったのか?なぜ中国ではなく台湾なのか?日本と台湾の違いは?台湾の好きなところは?台湾でおすすめの場所は?等々…これらの質問はアイスブレイクでも学生生活の深掘りでも私は毎回のように聞かれました。このような内容は自分自身も語り慣れていると思いますし、面接官も気になっていることなので話題が尽きず、結果的に面接官の印象に残りやすかったと思います。
【台湾留学から就活する上で大変だったこと】
対面イベントに参加が困難という点で悔しい思いをすることがありました。
説明会や1次面接ではオンラインを活用している企業が多いですが、選考が進むにつれて"対面のみ"といったところも増えていきました。
せっかく説明会を受け、書類審査に通っても面接が対面のみという理由で選考を諦めたこともありました。都度帰国するとなると体力面、金銭面の負担も大きいため、対応していただける可能性を信じ、ダメ元で一度問い合わせてみるのがいいと思います。
【就活で苦労したこと、頑張ったこと】
就活と学業との「両立」に苦労しました。
日本にいる同学年と就職時期を合わせるためには、まず半年以上の早期卒業が必要です。そして日本で就活が本格化する時期に、台湾では新学期が始まります。台湾では日本の大学生のように1、2年生で単位を取り切ることは非常に難しいですし、学校側の配慮もないため、自身で工夫する必要がありました。例えば、面接が入る可能性が高い時間帯には授業を入れないように授業選択の時点で調整したり、面接準備とテスト勉強どちらにも十分時間を割けるように逆算してスケジュールを管理したりしていました。
【就活で一番大切だと思ったこと】
就活において一番大切だと思ったのは、ありのままの自分に「自信を持つ」ということです。
面接は相手の目を見て自分自身をアピールできる貴重な場です。それと同時にその会社が自分に合っているのかこちらが見極める場でもあります。もし期待通りの結果にならなくてもマッチングの問題だと考え、あまり気を落とさず、自分が納得できるまで就活を続けることが重要だと思います。必要以上に自分をよく見せようと取り繕わず、あくまでも等身大の自分に、これまでの経験に自信を持ち就活に臨むことで、結果的に自分に最も相応しい就職先に導かれると思います。
【これから就職活動をする人へのアドバイス】
就活はしっかりと計画を立てて進めていってほしいと思います。特に私と同じように早期卒業をして、同学年と足並みを揃えて就職するためにはかなり早い時期から逆算して考える必要があります。就活には説明会、ES、WEBテスト、面接など多くの要素があり、時間も労力もかかります。そして台湾では日本と違って周りに就活をしている人がいないので自主的に行動する必要があります。その点、自分で調べて早いうちから準備を始めれば、海外大というアドバンテージも効き、他の就活生との差をつけられます。就活は自分自身にフォーカスを当て、焦らず、満足いく結果が出るまでやり切ってほしいです。頑張ってください!応援しています!
国立高雄餐旅大学
応用英語学科 2022年6月卒業
就職先 羽田空港国際旅客サービス 株式会社
【入社までのタイムライン】
大学3年 1月-6月(2021年): ノボテルタイペイ(桃園)にてインターン。1年間インターンをする予定だったが、
コロナの影響でホテルにて働くことが難しくなり、目指していた航空業界に新卒で入ることを諦める。
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大学4年 9月-10月(2021年):マイナビ国際派やビズリーチキャンパス、Matcherなどのツールを使ってエントリーできる会社にエントリーシートを出す。
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大学4年 12月-2月(2021-22年):エントリーシートを書くことに慣れ、SPIや玉手箱、などのテスト対策を始める。
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大学4年 3月-5月(2022年):志望度の高かった企業の営業職から内定を頂いたのと同時に航空業界の募集が開始し、業界を絞って航空業界のエントリーからもう1度就活を始める。
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卒業後 8月 (2022年):無事内定をいただき、就職活動を終える。
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卒業後 10月(2022年):入社
【台湾の就職活動?日本の大学生の就活とは違う?】
就職活動というイベントであり、だいたい時系列に沿って行うことが日本の就職活動と台湾の就職活動の違いだと思います。
台湾で日本の就職活動を行うデメリットは情報不足、経験不足、OBOGが探しにくいなどがありますが、WEB面接などがある昨今は
インターネットで情報収集や説明会に参加する、アプリでOBOG探しができるなどの解決策もあります。
メリットは周りに就職活動をしている人が少ないので、影響されて無駄に焦らなくていいことだと私は感じます。
早く内定を貰って就職活動を終えたいからといって、後先考えず貰った内定先に飛び込んで失敗する人も少なくないので自分のやりたいことや環境にあった企業を見極め、正しい判断ができることがメリットでもあります。
【そもそもどのように就職先を探すのか?】
マイナビ国際派やビズリーチキャンパス、Matcherなどのアプリやエージェントを使ってエージェントやOB、OGから就活について教えてもらうところから始めました。就活をする上で悩みや焦りは多いと思うのでそんな時に相談できる人と出会っておくことをお勧めします。
私は自分に合った職種、業種を知るために、イベント、広告、コンサル、IT、科学などまずエントリーシートを出して説明会や面接に
参加し自分の活躍できるフィールドを探していきました。
【台湾留学から就活をする上での強み】
業界や職種によると思いますが、まず一つは語学力です。そしてどの業界にも共通しているのは、4年間の留学を経て、
コミュニケーション能力が高く、新しい環境への適応性があるという印象を相手に持ってもらえることや、
なぜ台湾を選んだのかなどを説明すると、興味を持ってもらえやすいです。
ただ、自分をアピールする上では台湾(学生生活)で自分が何を成し遂げたか、
そしてそのプロセスが重要なので、そこは日本の大学生と大差ないと思います。
【台湾留学から就活する上で大変だったこと】
対面の面接に参加できないことがやはり大変でした。途中まではWEBでの面接ができても最終は対面必須である企業も多いです。
テストをテストセンターという会場で受ける場合は日本に帰国する必要があります。
志望度の高い企業がどのような選考を行うのか事前にしっかり確認しておく必要があります。
私はバイトや論文、検定受験を就職活動と並行して行っていました。
大変でしたが、WEBでほぼ完結するのでタイムマネジメントをしっかりしていれば問題無いと思います。
【これから就職活動をする人へのアドバイス】
できるだけ多くの人にアドバイスをもらう事は、就職活動においてとても大切だと私自身感じました。
第三者の目線で自分について知ることで、スムーズに就職活動が進んでいくと思います。
就活は早く取り組めば早く結果が出て、可能性が広がります。
私は就職時期『今日頑張れない人は、明日も頑張れない。』という言葉をデスクに貼って毎日励んでいました。
何度失敗しても内定がもらえない事を恥ずかしいと思わず、自分に合う企業をひたすら模索し続けることが大切だと思います。
頑張ってください。応援しています!
私立銘傳大学
レジャーレクリエーションマネジメント学科 2022年6月卒業
就職先 株式会社 帝国ホテル
【入社までのタイムライン】
大学3年 5~8月 (2021年): 就活というものを意識し始めてマイナビやリクナビなどの就活サイトに登録し、
夏休みに日本に帰国している間に自分の興味のある観光系の分野の1 Dayのインターンや説明会にオンラインで参加する。
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大学4年 9~12月(2021年):台湾に戻る。この時は卒業論文の執筆に追われていたが、
時間のある時に企業の説明会にオンラインで参加し、自己分析を始める。スカウト型就活アプリの登録し始める。
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大学4年 12~2月〒(2021~2022年): 卒業論文の発表を終え、本格的に就職活動を始める。
企業の早期選考や説明会に参加する。ES(エントリーシート)を書き始める。
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大学4年 3~5月(2022年): 3/1に就職活動が解禁。選考に応募する企業を決め、企業に合わせてエントリーシートを書いて提出した。
面接はほぼオンライン。この期間で2社内定を貰うが、後悔のない選択をしたいと思い就活を続ける。
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大学4年 6月上旬(2022年): 大学の卒業式参加。この時も面接に参加するなど就職活動を続けていた。
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大学4年 6月中旬(2022年): 台湾を離れ、日本に完全帰国する。
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大学4年6月末(2022年): 帰国直後に内定先の最終面接に初めて対面で参加。無事に内定を貰い、就職活動を終える。
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2023年4月 株式会社 帝国ホテル 入社予定
【台湾の就職活動?日本の大学生の就活とは違う?】
台湾の大学生はインターンに参加してそのまま就職したり、卒業してから就職活動を始めたり、大学院に進学したりと進路は様々です。
日本の就職活動と違うのは決まった就職時期が無く、4年の後期に就職活動をしていたのは日本人の私だけしかいませんでした。
【そもそもどのように就職先を探すのか?】
台湾の大学に進学する前から「将来は観光業界に携わりたい」という明確な目標があったため、マイナビやリクナビなどの就活サイトに
登録し始めたら直ぐに観光やホテル業界など、自分の興味のある企業について調べました。
そこから自分の就活の軸と合っている企業をピックアップし選考に参加する企業を決めました。
コロナ禍が起こってから観光業界の新卒採用は少なくなったと言われていましたが、
2年経った今はコロナ禍直後よりは募集の枠が大分増え、より就活をしやすくなったと思います。
【台湾留学から就活をする上での強み】
まずは中国語を話せる語学力だと思います。日本の観光業界には英語を話せる人材は多くいます。
しかし、コロナ前は日本を訪れる外国人観光客で中国・台湾が最も占めていたにも関わらず中国語を話せる人材は比較的少ないため、
コロナが終息してまた外国人観光客が増加した時に必ず役に立つと思います。
また、留学の経験を通して得た「どんな困難な時でも楽しんで乗り越えられる強い精神力」を
今後働く上でどのように役立てていくのかをアピールし、留学の経験を通して何を得て何を学び、
そして学んだ事を将来にどう活かすのかを人事の方に伝えられる事が出来たと思います。
【台湾留学から就活する上で大変だったこと】
コロナ禍が始まって以来オンラインでの就職活動が普及された為、以前よりは海外で就活しやすくなったと思います。
しかしコロナ禍だったため簡単に帰国することが出来ず、現地にマストで参加しないといけない説明会に参加出来ずに
選考に応募出来なかったり、書類選考通過したにも関わらず現地開催での一次面接に参加出来ずに合格を取り消された事もありました。
しかし、そんな中でも海外に留学している私の事を考慮してオンラインで面接を行って下さった心優しい企業も
いくつかあったので、心から感謝しています。
また、海外で日本の就職活動をしていると情報が乏しくなってしまう所がある為、
台湾や他の国に留学している就活生や、日本にいる就活生と情報交換をしました。
【これから就職活動をする人へのアドバイス】
とにかく早めに行動することが大事です。大学一・二年生のうちに自分が将来やりたい事や興味のあるお仕事について考え、
自己分析を始めたり、就活サイトに登録して企業の説明会やインターンシップ等に積極的に参加することが大事だと思います。
早めにやって損なしです!!
国立台湾師範大学
体育学科 2022年1月早期卒業予定
就職先 株式会社アシックス
【入社までのタイムライン】
大学3年(大学2年後の夏休み): 夏のインターンシップや企業説明会にオンラインで参加
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大学3年9月〜12月: 企業のオンラインインターンシップ(長期)に参加
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大学3年2月〜4月: 長期インターンシップ先の企業選考
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大学3年: 他の企業にもエントリー(エントリーシート提出)
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大学3年4月: 内定
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大学4年1月: 半年早く大学卒業予定
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大学卒業後4月: 入社
【台湾の就職活動?日本の大学生の就活とは違う?】
台湾では日本の就活とは違い決められた時期に活動する訳ではなく、インターンシップ先に就職する人や、卒業してから就職先を探す人も少なくありません。
私は台湾の大学に通いつつ日本の企業で就職活動をしていましたが、日本の大学生と異なるのはそもそも決まった就職時期がないことです。3年生の春に就活をして、卒業してから秋入社をする(私は半年早く卒業して、4月に入社予定です)4年生の春に就活をして、卒業後翌年の4月に入社したり、様々な就活の方法があります。
【そもそもどのように就職先を探すのか?】
私は主にリクナビ、マイナビを利用しており、大学2年生が終わった後の夏休みからコロナ渦だった為多くの企業がオンラインで企業説明会や短期インターンシップを開催していて、興味のある企業の説明会を何社か受けました。その他CFN(バイリンガル向け)のキャリアフォーラムもチェックしていました。
【台湾留学から就活をする上での強み】
強みは主に2つあり、1つは自身の語学力です。もちろん留学で培った中国語能力はアピールポイントになります。国際企業を視野に入れている人は英語も出来ると尚良いと思います。2つ目は海外留学で得た経験です。私はサークル活動などを結構していたり、部長も務めていた経験があったので、エントリーシートでのガクチカ(学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと)などはとても書きやすかったです。
【台湾留学から就活する上で大変だったこと】
私が大変だと感じたことは、私が就活中に周りの台湾人の同級生はがっつり遊んでいたりして、羨ましかったのと、自分で就活モードにしないと、周りは誰も就活をしていないので少しストレスでした。寮に住んでいたので面接が出来ネット環境が良く、かつ静かな場所を探すのも大変でした。また大学でエントリーシートの添削も出来ず、面接練習も出来ないので、私は日本にいる姉にチェックをしてもらったりしていました。
【これから就職活動をする人へのアドバイス】
とにかく早めに行動することが大切だと思います。今は特にコロナ渦でオンラインで説明会を行っている企業も多いので、大学1、2年生から大体目星をつけておいて、企業研究をしておけば、後々楽だと思います。また台湾では就活をしていなくても誰も何も言ってくれないので、自分から行動を起こすことも大事かと思います。
私立實践大学
応用英語学科 2021年6月卒業
就職先 Cubo Aiスマートベビーモニター(日本市場デジタルマーケティング部門)
私は大学卒業3ヶ月前に大手IT企業鴻海に勤める先輩に仕事先紹介をしていただき、まずはAT&T子会社の携帯電話会社の方とお話しさせていただきました。
ご縁はなかったですが、そこからITやテクノロジーの急速な発展は、これから仕事をする上で沢山のことを学べると思い、そういった分野に興味を持ち始めました。
自分が台湾人と張り合って勝てるのは日本語。
だからテクノロジー分野+日本関連のお仕事で検索をひたすらしました。
そして、まずは履歴書から!!
自分のアピールポイントを詰め込んで、104という台湾の就活サイトに登録。
自分から応募したものからはなかなか返事はありませんでしたがオファーを頂くことは意外とありました。
「面接にきませんか?」というオファーは2社から頂き、一目社は威勝電子という大手からインターンのお誘い。面接をオンラインで行いました。二社目は今の就職先に当たるCubo Ai。こちらも最初はインターンの約束でしたが、卒業したら外国人のバイト許可証が使えなくなる。スタートアップですが実績を残しつつある会社で、なんと運がいいことに受かったら就労ビザを申請してくれるとのこと。
面接は3回。
一回目は中国語、日本語、英語3つの言語でそれぞれこと細かくきかれました。自分の性格から日本人のマーケティングに関すること。
二回目は課題審査。宣伝キャッチコピーのローカライズと翻訳。
無事合格したのち、三回目の面接はCEOやらそれぞれ部署のチーフを合わせた圧迫面接。といった流れでした。
はじめての就活が海外でストレスもありましたが、運に恵まれ学生生活の活動は本当に大事だなと思った。
私は大学で接待や部活の部長などをしていたのでそれがかなり役立ったと思います。
【就職先を台湾企業にした理由】
台湾から日本に帰る前にもっとビジネスレベルまで中国語をやりたいというのと、海外で仕事をするという経験が欲しかったからです。
一回、日本に帰ってしまったら後悔してもなかなか出来ないので、どうせ帰るなら今がんばろう!!と思いました。
あと、私は台湾の自由気ままな感じがすごく好きで、暮らしやすいので台湾に残ることを決めました。
【就活期間】
3ヶ月間
【応募した企業数】
3社
【現在】
入社して3ヶ月が経った今、仕事は大変ですが、新しい知識を取り込みがんばり続けたいと思います!!
英語は大学で本当にしっかりやった方がいいなと思いました。
いざ仕事で使うとなると中国語とごっちゃになったりします。
国立台湾科技大学
工業デザイン学科 2021年6月卒業
就職先 家電メーカー
大学2年生の夏にマイナビの国際キャリアフォーラムでみつけた、
エンジニアに特化した人材派遣会社で5日間のインターンシップに参加しました。
- インターンシップ内容 -
1日目:企業説明会と、ミニ四駆を改造して競争させるグループワーク
2日目:グループでHTMLやCSSを用いたホームページを作り
3日目:自己分析を通して自分のモチベーションが高まることや将来の夢について考察したことを各自発表
4日目:その企業が現在開発している技術を用いた新しいサービスのアイデアソン
5日目:企業から出された課題(市場価値の高い人材になるには)についてグループで発表
最後に個人面談で、自分の強みとかを人事の人から直接教えてもらえました。
そしてインターンシップに参加したことをきっかけに大学3年生の前学期に企業研究を始め、
後学期にはボストンキャリアフォーラムに参加している企業4社にエントリーシートを送りました。
企業説明会や面接は全てオンラインで行い、帰国せずに就活を終えられました。
オンラインの就活では、安定したネット環境と、人のいない静かな空間の両方揃った場所を確保するのに意外と手間取りました。私はよく大学の討論室を使いました。企業を選ぶときは、海外進出に力を入れている企業、且つ語学と関係ない職種を選ぶことで、語学が強い学生と差別化を図るようにしました。
私はニーズを見つけたりアイデアを出すのは得意ですが、忙しすぎるのは向いていないと思ったので、デザイン事務所ではなくて一般企業でインハウスデザイナーとして募集している中から理念に共感できる企業を選びました。
【留学していた私のアピールポイント】
台湾の大学に留学したことから私は素直で真面目な姿勢で物事を早く吸収し、未経験のことばかりの環境でも自分を成長させることができたことをアピールポイントにしました。
ガチガチに語学系じゃない職種だと、留学の経験が目立って強かったので、面接で台湾の大学を選んだ理由を聞かれたときに、「自分を成長させたいと思ったから」と答え、大学の授業で発表する際に毎回赤面しながら台下に降りる悔しさをバネに頑張り、後々講堂で200人以上の聴衆に向かって話せたこと、デザインスキルについては、最初はCADも触ったことない状態だったのに、授業以外の時間にも勉強したおかげで使えるようになったことなどを話しました。私は台湾留学したからこそ、周りのクラスメートと仲良くなりたい気持ちで様々な事を頑張れたんだと思います。就職活動では台湾留学で得た全てのことをアピールできた事が良かったと思います。
【就活後のインターンシップ】
デザインに関する仕事を経験してみたかったので内定をもらった直後(大学3年生の夏休み)から半年間、オーディオを作る台湾企業でインターンシップに参加しました。半年間のインターンシップではCADソフトを使用して部品を作ったり、パッケージをデザインしたりといろんなことを経験させてもらいました。本来なら就活前に体験できていたら良かったんだとおもうのですが、とても良い経験ができたと思っています。
【内定までの期間】
企業にエントリーシートを送ってから内定をもらうまでの期間は、二ヶ月間でした。
エントリーシートを書き始めたのが少し遅く、3年生の冬休み(2020年2月)でした。
1社目に送ったのは、4月初旬、内定をもらったのは6月中旬でした。
国立台湾師範大学
華語文教学科 2019年1月早期卒業
就職先 China Airlines
私は就職活動中、主に航空業界とホテル業界を受けていました。
大学3年生の春にスーツや鞄など就活に必要な物を揃え、必要だと思った資格取得に向けて勉強を始めました。
私が当時必要だと思った資格は、語学系の資格です。
私が志望していた職種はどれも語学力を重視するところばかりだったので、
中国語と英語のこの2カ国語の資格、しかもどちらも履歴書に書いて映えるレベルまで取れるように勉強しました。
どちらの資格も世界的に見て1番有名だと思ったもの(中国語:HSK、英語:TOEIC)を私は選んで受けていました。
そして大学3年の夏休み、日本に帰国した際に初めて航空会社の面接を受けました。
それから卒業までの間は主に航空会社の採用が出るたびに受けていました。
そのためこの時期は台湾と日本を頻繁に行き来していました。
しかし、大学の授業やテストの関係でスケジュール上面接を受けられないことも多くありました。
なかなか内定までには届かず、大学を卒業して日本に帰って来てからも
アルバイトをしながら就職活動を続け、この頃からホテル会社も受け始めました。
どちらの業界においても面接ではやはり台湾での生活について聞かれることが多かったので、台湾生活の中で印象的だった出来事や、自分がその際に起こした行動、理由などを振り返り、ノートにまとめていました。
私は大学を1月の中旬に早期卒業することができたので、卒業してから約半年後の8月に外資系ホテル会社一社と
台湾の航空会社“China Airlines”から内定をいただくことができました。
【応募した企業数】
- 航空業 -
書類提出企業数:15社ほど
面接まで進んだ企業数:10社ほど
- ホテル業 -
書類提出企業数:3社ほど
面接まで進んだ企業数:1社