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「あんこ」の秘密が日本の歴史を塗り替える!台湾大学の驚くべき研究成果

日本人にとって、お饅頭やお団子、たい焼きに欠かせない「あんこ」。その主原料である紅豆(あずき)が、実は日本の歴史を大きく塗り替える鍵を握っていたとしたら、驚きませんか?

今回、台湾の最高学府である国立台湾大学の研究チームが、その驚くべき発見を国際的な科学雑誌『Science』に発表しました!


日本の農業起源は数千年も早かった?!「縄文人」の隠れた知恵

これまでの一般的な説では、日本最古の原住民である縄文人は狩猟採集が中心で、本格的な農業は、約3000年前に弥生人が稲作を伝えてから始まったとされていました。

しかし、国立台湾大学生態学・演化生物学研究所の李承叡教授率いる国際共同研究チームが、アジア全域の紅豆の遺伝子多様性を分析するという画期的な手法で、この定説に一石を投じたのです!

研究の結果、野生の紅豆が約3000年~5000年前に日本の中心部で遺伝子変異を起こし、現在の栽培紅豆へと変化したことが判明しました。これは、弥生時代よりもはるか昔、縄文時代にすでに紅豆の栽培・選抜が行われていたという直接的な遺伝学的証拠となります!

これにより、「縄文人は狩猟採集民」というこれまでのイメージが大きく変わり、縄文人がすでに高度な農業知識と選抜能力を持っていたことが示唆され、日本の初期農業の歴史が数千年単位で遡る可能性が出てきました。


遺伝学が解き明かす考古学の謎、国際共同研究の最先端!

この研究のすごいところは、遺伝学という切り口で、これまで考古学の長年の謎に迫った点にあります。古代の植物の種子は、湿潤な東アジアでは保存が難しく、考古学だけでは解明が困難な点が多くありました。しかし、紅豆の色や大きさの変化を制御する遺伝子を特定し、その遺伝子が約1万年前から変化していることを発見。これにより、縄文人が紅豆を選抜していた時期が、これまで考えられていたよりもさらに早かった可能性が示されました。

この画期的な研究は、台湾大学が日本の農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)の研究員である内藤健氏と共に、国際的な協力体制のもとで実現したものです。台湾の学術レベルの高さと、グローバルな研究ネットワークの広がりを示す事例とも言えるでしょう。


台湾留学で、あなたも世界の最先端に触れるチャンス!

いかがでしたでしょうか?

今回の研究は、私たち日本人にとって身近な「あずき」を巡る、歴史と科学のロマンあふれるお話でした。そして、その研究の牽引役が、台湾の最高学府である国立台湾大学だったという事実は、台湾の大学がどれほど高い研究レベルと国際的な影響力を持っているかを物語っています。

台湾の大学に留学するということは、単に語学を学ぶだけでなく、このように世界を驚かせるような最先端の研究に触れたり、国際的な共同プロジェクトに参加できるチャンスが広がっているということです。

もし、あなたが台湾の大学で学び、将来、世界を変えるような研究やプロジェクトに貢献したいと考えているなら、ぜひ台湾留学を検討してみてください。

今回の研究成果の詳細は、こちらからご覧いただけます(英語)。 https://www.science.org/doi/10.1126/science.ads2871

台湾留学JPは、皆さんの台湾留学をサポートいたします。 ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

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