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台湾の大学留学はいくらかかる?学費・生活費の年間目安【2026年版】

6 日前
読了時間: 9分

更新日:5 日前

台湾の大学への進学を考えるとき、「1年間でいくら必要ですか」という質問をよく受けます。


実際に、台湾の大学留学にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。大学が公表している学費・生活費と、台湾留学JPの卒業生が教えてくれた実際の生活費を見てみましょう。


費用は、大学や学科、大学寮に住むか一人暮らしをするか、台北などの都市部で暮らすかによって変わります。この記事では具体的な金額を例に、学費・住居費・生活費・保険などを含めた年間費用のイメージを紹介します。


大学、ノート、電卓、硬貨と為替を左右均等に配置した台湾留学費用のイラスト

※日本円は金額をイメージしやすくするため、1台湾元=5円で概算しています。実際の支払い時には為替レートをご確認ください。


※2026年9月時点で確認できる公式情報をもとにしています。金額や制度は大学、課程、学生区分、年度によって異なります。出願年度の募集要項と大学の案内を必ず確認してください。


目次

  • 台湾の大学留学にかかる年間費用の目安

  • 大学・学部・学科によって学費はいくら違う?

  • 寮・一人暮らしで生活費はどのくらい違う?

  • 台湾留学JP卒業生10名の生活費

  • 保険・渡航時に必要な費用

  • 奨学金にはどのようなものがある?

  • よくある質問

  • まとめ


1.台湾の大学留学にかかる年間費用の目安

一つの例として、台北市にある国立台湾大学(National Taiwan University/NTU)が、国際学生向けに公表している金額を見てみます。


学部の学費は1学期50,460~62,100台湾元です。学部・分野によって金額が異なり、1年間を2学期として計算すると100,920~124,200台湾元、約50万~62万円です。


授業料を除く1学期4か月分の費用は、大学寮・学外住居、書籍、健康保険、生活費を合わせて66,000~157,000台湾元と案内されています。


これを2学期分で概算すると、学費と生活費を合わせて次の金額になります。


国立台湾大学の2学期8か月分の費用例。学費約50万から62万円、住居・書籍・保険・生活費約66万から157万円、合計約116万から219万円

図の出典:国立台湾大学 国際事務処「Tuition Fees」「Cost of Living」をもとに台湾留学JP作成(1台湾元=5円で概算、2026年9月確認)


これは国立台湾大学で2学期、合計8か月間生活する場合の一例です。夏休みも台湾に滞在する場合の住居費・生活費、航空券、ビザや居留証、入寮・賃貸契約時の初期費用は別に考える必要があります。


夏休みの4か月も同じくらいの生活費がかかると考えると、12か月の概算は288,820~582,200台湾元、約144万~291万円です。ここには航空券、ビザ・居留証、健康診断、最初にそろえる生活用品などは含めていません。


夏休みも同じ大学寮に住めるとは限らず、休暇中は別料金になる場合もあります。この金額は、年間予算の大きさをつかむための概算として見てください。


大学寮を選ぶ場合は低い方に近づきやすく、台北で一人暮らしをする場合は高い方に近づきやすくなります。ただし、選ぶ寮や部屋、日々の過ごし方によっても変わります。


為替も日本円の予算に影響します。たとえば年間45万台湾元なら、1台湾元=4.5円では約203万円、5円では約225万円、5.5円では約248万円となり、4.5円と5.5円では約45万円の差が出ます。






2.大学・学部・学科によって学費はいくら違う?

同じ大学でも、文系、理工系、医療系などで金額が異なることがあります。授業料とは別に、雑費、単位費、実習費、設備費などが設定されている場合もあります。


国立台湾大学の例でも、国際学生の学費は学部・課程によって異なります。


オールイングリッシュ課程は学費が高い?

授業がすべて英語だからといって、学費が一律に高くなるわけではありません。


国立台湾大学の全英語学士課程「Global Undergraduate Program in Semiconductors(GUPS)」と、同大学の主な学部の学費を比べてみます。

国立台湾大学の全英語学士課程GUPSと主な学部の1学期学費を並べた比較表

図の出典:国立台湾大学 国際事務処「Tuition Fees」および国立台湾大学 International College「Admissions」をもとに台湾留学JP作成(2026年9月確認)


比較すると、GUPSは1学期60,000元で、工学・電機情報系の58,940元や生命科学系の60,520元と近い金額です。全英語課程だから一律に高いのではなく、学ぶ分野やプログラムによって学費が設定されていることが分かります。


ただし、大学によっては国際課程や特別プログラムに独自の学費を設定しています。「英語で学べるか」と「学費はいくらか」を分け、出願する学科・プログラムの公式ページで確認してください。




南台科技大学の例

もう一つの例として、台南市にある私立の南台科技大学(Southern Taiwan University of Science and Technology/STUST)を見てみます。


国際学生向けの公式案内では、学部の学費は1学期48,135~55,270台湾元です。大学寮は4人部屋が1学期12,500元、2人部屋が19,200元、食費は年間約72,000元、教材費は年間約6,400元と案内されています。


このうち学費と寮費は2学期分、食費と教材費は1年分で概算すると、次のようになります。


  • 学費が低い学部+4人部屋:約199,670元(約100万円)

  • 学費が高い学部+2人部屋:約227,340元(約114万円)

※上の金額は1学期分ではなく、2学期分の年間概算です。学費と寮費をそれぞれ2学期分として計算し、年間の食費72,000元と教材費6,400元を加えています。


南台科技大学は秋学期と春学期の2学期制です。1学期を半年として計算したものではなく、同大学の案内では秋学期は9月上旬~1月上旬、春学期は2月下旬~6月下旬が目安です。休暇中も台湾に滞在する場合の住居費・生活費は別に考える必要があります。


この金額には、日用品、交通費、通信費、交際費、航空券などは含まれていません。保険、ビザ、居留証なども別に必要です。


ここでは、台南市にある私立科技大学の一例として参照してください。実際の費用は、志望大学・学科の公式案内で確認してください。



3.寮・一人暮らしで生活費はどのくらい違う?

住居費は、大学寮に入るか、学外で部屋を借りるかによって大きく変わります。


国立台湾大学の1学期4か月分の案内では、一般の大学寮が7,900~12,900元、学外住居が48,000~72,000元です。単純に比べると、住居費だけで1学期に約35,000~64,000元の差が生じます。


大学寮を見るときは、表示された寮費だけでなく、保証金、電気代、インターネット代、寝具、休暇中の滞在費が含まれているかも確認します。


また、入学時に入寮できても、在学中の4年間ずっと住めるとは限りません。学年が上がると再申請や抽選が必要になる大学もあります。


学外住居では、毎月の家賃に加えて、敷金、仲介費、管理費、水道光熱費、インターネット代なども考えておきます。



4.台湾留学JP卒業生10名の生活費

台湾留学JPでは2023年、卒業生10名に実際の生活費を聞き、「留学生の生活費を大公開!」で紹介しました。


記事で紹介した月額合計は8,780~38,880台湾元でした。1台湾元=5円で換算すると、月約4万4,000円~19万4,000円です。


  • 實踐大学1年生・大学寮:月8,780元

  • 實踐大学3年生・大学寮:月11,150元

  • 台湾大学2年生・大学寮:月15,500元

  • 中原大学2年生・桃園で一人暮らし:月16,000元

  • 高雄餐旅大学4年生・高雄で一人暮らし:月18,150元

  • 台湾師範大学4年生・大学近くで一人暮らし:月22,000元

  • 政治大学4年生・大学近くで一人暮らし:月28,250元

  • 台湾大学4年生・台北で一人暮らし:月38,880元

大学寮の学生は月1万元前後の例がある一方、台北で一人暮らしをする学生は月3万元を超える例もありました。食費だけではなく、家賃、教材・材料費、交通費、交際費によって差が出ています。


この調査は2023年当時の実例です。現在の金額を保証するものではありませんが、同じ台湾留学でも住まいと生活の仕方によって費用に大きな幅があることが分かります。



5.保険・渡航時に必要な費用

入学前後には、毎月の生活費とは別に必要になる費用があります。


  • 航空券

  • ビザ申請

  • 居留証の申請・更新

  • 健康診断

  • 健康保険または大学が案内する保険

  • 入寮時や賃貸契約時に必要な初期費用

  • パソコン、寝具、生活用品

保険や在留手続きの条件・費用は変更されることがあります。大学の国際事務担当窓口に加え、台湾の関係機関が公開する最新情報も確認します。


特に渡航直後は支払いが重なりやすいため、年間概算に加えて、入学前後の初期費用も準備しておく必要があります。


6.奨学金にはどのようなものがある?

  • 台湾政府の奨学金

  • 大学独自の外国人留学生奨学金

  • 学部・学科・特別プログラムの奨学金

  • 競技実績を対象とするスポーツ奨学金

  • 企業と連携し、実習や卒業後の就業条件が付く支援制度

2026年の教育部台湾奨学金では、授業料・雑費が1学期40,000元を上限に補助されます。生活手当は学士課程が月15,000元、修士・博士課程が月20,000元です。


40,000元を超える学費、保険、寮費、インターネット料金などは自己負担です。大学独自の奨学金とあわせて利用できるかも、制度ごとに確認します。


支援を受けるには申請や選考が必要です。入学後も、成績、出席、在籍状況などの継続条件が設けられている場合があります。


  • 入学前に申請するか、入学後に申請するか

  • 学費減免か、後から支給される手当か

  • 支援される期間

  • 継続審査の有無

  • 成績や在籍に関する条件

  • 企業実習や卒業後の就業など、付随する条件の有無

採用が決まる前から奨学金を差し引いて予算を組むのではなく、支援がない場合の必要額も確認しておくと安心です。



7.よくある質問

台湾の大学留学は、1年間でいくら必要ですか?

国立台湾大学の公式金額をもとに、夏休みを含む12か月分まで広げて概算すると、約288,820~582,200台湾元、1台湾元=5円なら約144万~291万円です。


航空券、ビザ・居留証、健康診断、入学時の生活用品などは含まれていません。国立台湾大学の公表額では、大学寮と学外住居で、住居費だけでも2学期で約35万~64万円の差になります。


大学寮なら必ず学外住居より安いですか?

寮費だけを見ると低く見える場合がありますが、電気代、休暇中の滞在費、寝具、継続入寮の可否まで確認する必要があります。学外住居も、家賃だけでなく初期費用や管理費を含めて比較します。


奨学金にはどのようなものがありますか?

台湾政府の台湾奨学金、大学独自の外国人留学生奨学金、学科・特別プログラムの支援、スポーツ奨学金などがあります。


学費減免だけの制度、生活手当を含む制度、寮費まで支援する制度など内容は異なります。申請時期、採用期間、成績などの継続条件、自己負担になる費用を確認します。


8.まとめ

台湾の大学留学に必要な金額は、国立台湾大学の公式例を12か月分へ広げて概算すると、約144万~291万円です。航空券、ビザ・居留証、健康診断、入学時の生活用品などは別に必要です。


台湾留学JP卒業生の実例でも、月の生活費は8,780~38,880台湾元と幅がありました。特に大学寮か一人暮らしか、台北かほかの地域かによって差が出ています。


志望大学が決まったら、最新の学費と寮費を確認し、生活費と渡航時の費用を加えて見てみましょう。


公式出典







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