【2027年9月入学】経済・半導体・工学を例に、国立台湾大学の出願要項を見てみよう
更新日:5 日前
更新日:2026年9月7日
国立台湾大学(NTU)は、2027年9月入学の国際学生入試を2回に分けて実施します。同じ大学に出願する場合でも、授業言語、語学証明、推薦書、学習計画などの条件は学科・プログラムによって異なります。
この記事では、国立台湾大学の公式情報をもとに、次の3課程の出願条件を実際に見ながら、準備する書類の違いを整理します。
経済学科 英語授業プログラム
半導体学士プログラム(GUPS)
英語工学学士プログラム(IET)
目次
2027年9月入学の出願日程
項目 | 第1回 | 第2回 |
出願開始 | 2026年9月29日 11:00 | 2026年12月1日 11:00 |
出願締切 | 2026年11月5日 16:00 | 2027年1月19日 16:00 |
合格・奨学金結果 | 2027年1月14日 | 2027年4月8日 |
入学意思回答期限 | 2027年1月21日 | 2027年4月15日 |
ウェイトリスト最終結果 | 2027年1月28日 | 2027年4月22日 |
※表は台湾時間(GMT+8)です。日本時間は1時間後です。第1回では結果が「Postponed」となり、第2回まで審査が継続される場合があります。
国立台湾大学「International Students」公式ページ
大学共通で確認する書類
学士課程への出願では、主に次の書類をオンラインで提出します。
高校の卒業証明書、または卒業見込証明書・在学証明書
高校の成績証明書と成績評価方法の説明
パスポートなどの国籍証明
中国語または英語の能力証明
学科が指定する推薦書や追加書類
写真
出願料の支払証明
具結書・授権書
財力証明
その他、活動実績や受賞歴など申請に有利となる資料
大学共通の最低語学基準は、中国語で授業を行う課程がCEFR A2相当以上、英語で授業を行う課程がCEFR B2相当以上です。ただし、学科がそれより高い水準や追加条件を指定する場合があります。
1.経済学科 英語授業プログラム
国立台湾大学経済学科には、英語で経済学を学ぶ学士課程があります。公式ページでも、2027年9月入学の第1回出願が2026年9月29日から11月5日までと案内されています。
国立台湾大学経済学科の学部英語プログラムは、2022年に第1期の留学生を受け入れました。公式ページでは、19か国から約80人の学生が在籍していると案内されています(2026年9月確認)。
英語授業の課程へ出願する場合、提出書類は英語で準備します。経済学科は、国際学生向けのStatement of Purpose(志望理由書)の様式も公開しています。
経済学科 英語授業プログラム
経済学科 国際学生入試案内
入学後に学ぶ内容も確認する
経済学科の履修要件を見ると、1年次から次の科目を学びます。
ミクロ経済学原理
マクロ経済学原理
微積分1~4
統計学
計量経済学
微積分だけが特別なのではなく、経済学を数理的・統計的に分析するための基礎科目が続きます。出願書類を作る際も、「経済に興味がある」という説明だけでなく、入学後のカリキュラムを理解したうえで、何を学びたいのかを志望理由書に表すことが大切です。
経済学科 英語授業プログラム履修要件
2.半導体学士プログラム(GUPS)
Global Undergraduate Program in Semiconductors(GUPS)は、半導体を英語で学ぶ学士課程です。国際学生、僑生、香港・マカオの学生を対象としています。
学科独自に確認したい書類
英語能力証明:CEFR B2相当以上
学習計画書:文字数・書式の指定なし
卒業証明書、または卒業見込証明書
GUPS Self-Evaluation Form(自己評価表)
大学共通書類に加えて、GUPS独自の自己評価表を提出する点が特徴です。半導体に関心を持った理由、これまでの数学・理科・技術分野の学習、大学で取り組みたい内容を整理しておく必要があります。
GUPS出願案内
3.英語工学学士プログラム(IET)
Intelligent Engineering and Technology Undergraduate Program(IET)は、工学分野を英語で学ぶ学士課程です。
語学条件
英語はCEFR B2相当以上が必要で、公式ページには目安として次のスコアが示されています。
IELTS 5.5以上
TOEFL iBT 71以上
TOEIC 750以上
GEPT High-Intermediate以上
学科が指定する書類
自伝・自己紹介
Statement of Purpose(志望理由書)
推薦書2通
現在公開されている要項では、面接・口頭試験、筆記試験はいずれも「なし」とされています。提出書類で、工学を学びたい理由や関心分野、これまでの学習を伝えることが重要になります。
IET Application Requirements
3課程を比較すると
課程 | 授業言語 | 主な学科独自書類・確認事項 |
経済学科 英語授業プログラム | 英語 | 学科指定の志望理由書。入学後は微積分・統計・計量経済学などを履修 |
半導体学士プログラム(GUPS) | 英語 | 学習計画、推薦書、GUPS自己評価表 |
英語工学学士プログラム(IET) | 英語 | 自伝、志望理由書、推薦書2通。面接・筆記試験なし |
3課程とも英語を使う学士課程ですが、提出する書類と、書類で伝えるべき内容は異なります。大学全体の募集要項を確認した後に、志望学科のページまで開いて比較することが必要です。
出願準備で確認したいこと
授業言語と最低語学基準
学科が推奨する語学水準
推薦書の必要数と提出方法
志望理由書・学習計画書の指定様式
学科独自の自己評価表や作品資料
面接・口頭試験・筆記試験の有無
入学後の必修科目と、自分が学びたい内容との一致
出願要項は締切日を確認するためだけの資料ではありません。大学がどのような学生を求め、入学後に何を学ぶのかを知るための資料でもあります。
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※この記事は2026年8月31日時点で各公式ページに掲載されている情報をもとに作成しています。出願時には、国立台湾大学および各学科・プログラムの最新情報を確認してください。









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