台湾で起業を学ぶには?学位を取得する専攻と入学後の起業プログラム
更新日:2026年10月28日想定URL:https://www.taiwanryugaku.jp/post/2026-taiwan-entrepreneurship-study-routes

「大学で起業を学びたい」と考えたとき、起業という名前の学科を探す方法があります。それに加えて、事業の土台になる専門分野へ進学し、入学後に起業の授業や学内プログラムを組み合わせる方法もあります。
たとえば、アプリを作りたい人と、食品事業を始めたい人、地域の課題を解決したい人では、最初に学ぶ専門が異なります。
この記事では、台湾の大学で学士の学位を取得する専攻と、入学後に加えられる起業の学びを分けて整理します。

目次
起業を学ぶ二つの考え方
まず何を専門として学位を取得する?
入学後に起業の学びを加える方法
国立台湾大学の創意創業学分学程
国立政治大学の創新創業学程
高校生のうちに考えておきたいこと
起業を学ぶ二つの考え方
台湾の大学で起業を学ぶ方法は、大きく二つに整理できます。
起業や経営を中心に学ぶ学科へ進学する
企業管理、国際経営、財務金融、経済などの学科で、経営、会計、マーケティング、組織、資金調達などを学ぶ方法です。
事業にしたい分野を専攻し、起業の学びを追加する
情報、工学、農学、食品科学、医療、教育、デザイン、社会科学などを専攻し、入学後に起業の学内プログラムやプロジェクトを加える方法です。
どちらか一つが正解なのではありません。将来どのような課題に取り組み、何を商品やサービスにしたいのかによって選び方が変わります。
まず何を専門として学位を取得する?
取り組みたいテーマ | 学位を取得する専攻の例 |
アプリ、AI、デジタルサービス | 情報、電機、データ科学、企業管理 |
食品、農業、地域産業 | 農学、食品科学、生命科学、経営 |
医療、健康、介護 | 医学、公衆衛生、生命科学、工学、社会福祉 |
教育サービス | 教育、心理、情報、企業管理 |
環境、地域課題、社会事業 | 環境、社会学、公共政策、デザイン、経営 |
金融サービス、フィンテック | 財務金融、経済、情報、統計 |
会社を作る方法だけでなく、どの分野の課題を理解し、どのような専門性を身につけるかも重要です。
入学後に起業の学びを加える方法
大学へ入学した後は、次のような方法を組み合わせられます。
起業やイノベーションを扱う科目を履修する
創意創業・創新創業の学分学程へ申請する
異なる学科の学生とチームを作る
企業や地域の課題を扱うプロジェクトへ参加する
利用者や市場を調べる
試作品や事業案を作り、発表して意見を受ける
ビジネスコンテストや起業支援プログラムへ参加する
学分学程は、主専攻に加えて指定科目をまとめて学ぶ学内の履修プログラムです。学分学程だけで学士の学位を取得する制度ではありません。
国立台湾大学の創意創業学分学程
国立台湾大学の創意創業学分学程は、台湾大学、台湾師範大学、台湾科技大学に在籍する学生が申請できる起業の履修プログラムです。
2026年の募集では、学部・大学院を問わず、在職専班を除く学生が対象とされていました。起業の考え方を学ぶだけでなく、アイデアを事業として検証し、行動へつなげることを重視しています。
高校からこの学分学程へ直接出願するのではありません。まず対象大学の学士課程へ進学し、入学後の募集時期に申請します。
大学の公式情報
国立政治大学の創新創業学程
国立政治大学商学院の創新創業学程は、政大の学士課程に在籍する学生が、主専攻に加えて起業・イノベーションを学ぶ学内プログラムです。
大学の公式ページでは、起業・イノベーションの基礎に加え、マーケティング、デザイン思考、ユーザー体験、知的財産、フィンテック、AIなどの科目が案内されています。年度によって開講科目は変わるため、科目一覧と申請案内を確認しましょう。
大学の公式情報
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高校生のうちに考えておきたいこと
どのような人の、どのような困りごとに関心があるか
その課題を理解するため、何を専門として学びたいか
学士の学位はどの学科で取得したいか
志望大学に起業の授業や学分学程があるか
異なる学科の学生や企業と取り組む機会があるか
中国語・英語・数学など、出願前に何を準備するか
起業という名前の学科を探す方法に加えて、「専門分野の学位+入学後の起業プログラム」という組み合わせも比較すると、進学先の選択肢が広がります。
※制度、対象者、募集時期、必要単位は年度によって変わります。出願・申請時には各大学の最新情報をご確認ください。





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