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日本から台湾の大学への進学が10年で2.8倍|ニュースから考える台湾進学の広がり

2026年8月21日、西日本新聞meが、日本から台湾の大学へ直接進学する学生が10年間で2.8倍に増えたと報じました。

台湾教育部の集計によると、台湾の大学などで学位取得を目指す日本人の「正規留学生」は、2025年に2,242人(暫定値)となったそうです。

西日本新聞me「日本人の台湾進学10年で2.8倍」記事画面
西日本新聞me「日本人の台湾進学10年で2.8倍」記事画面

この記事では、台湾進学が増えている背景と、台湾の大学を進路として考える際に確認したいことを整理します。

台湾進学への関心が高まっている

記事では、特に九州で台湾進学への関心が高まっていることが紹介されています。背景の一つが、台湾の半導体企業TSMCの熊本進出です。台湾や半導体産業について知る機会が増え、台湾の大学で専門分野を学ぶことを進路として考える高校生も出てきています。

国立台北科技大学では、半導体分野を学ぶ日本人向けの人材育成プログラムも行われています。記事によると、入学予定者を含むプログラム生40人のうち、4割以上が九州出身とのことです。

台湾との産業上のつながりが、大学進学や卒業後の仕事まで考えるきっかけになっていることが分かります。

台湾留学JP「台湾の半導体大手TSMC×東京大学」
台湾留学JP「台湾の半導体大手TSMC×東京大学」

台湾進学が選ばれる理由

日本から近い

日本から台湾までは飛行機で数時間、時差は1時間です。ご家族と連絡を取りやすく、長期休暇には帰国しやすい距離にあります。

中国語と専門分野を一緒に学べる

台湾の大学では、中国語を使って経営、情報、半導体、工学、国際関係などの専門分野を学べます。英語で専門科目を学ぶ学士課程もあります。

ただし、「英語課程」であっても、大学生活や台湾での就職では中国語を使う場面があります。出願前には、授業言語、必要な語学資格、卒業条件、留学生向け支援を確認しましょう。

台湾留学JP「ALL English学科リスト」
台湾留学JP「ALL English学科リスト」

欧米留学と比べて費用を抑えやすい

記事では、円安や物価上昇によってアメリカ進学が難しくなり、台湾の大学を検討している高校生も紹介されています。

ただし、大学によって学費は異なります。学費だけで判断せず、寮費、食費、保険、航空券、教材費などを含めた4年間の費用を確認することが大切です。

「学費無料・生活費支給」は全員が対象ではない

ニュースの見出しには「学費無料、生活費支給」とありますが、台湾の大学へ進学するすべての学生の学費が無料になるわけではありません。

教育部台湾奨学金

台湾の大学で学位取得を目指す学生を対象とした選考制の奨学金です。2026年度の案内では、学費・雑費として1学期最大4万台湾元、学部生には月額1万5,000台湾元が支給されます。申請すれば必ず受給できる制度ではなく、成績、語学力、留学計画などによる審査があります。

台湾留学JP「2026年度 教育部台湾奨学金」
台湾留学JP「2026年度 教育部台湾奨学金」

大学独自の奨学金

大学ごとに、授業料の全額または一部免除、生活費の支給などが用意されています。支給期間や継続条件は大学によって異なり、入学後も一定の成績を維持することが条件となる場合があります。

企業と連携した人材育成プログラム

台湾では、大学と企業が連携して学費や生活費を支援するプログラムも進められています。支援を受けられる一方で、卒業後に台湾の協力企業で働くことが条件となる制度もあります。

支援額だけでなく、対象学科、語学条件、成績基準、卒業後の就業義務まで確認しましょう。

費用の安さだけで大学を決めない

台湾進学の費用を欧米の大学より抑えやすいことは魅力の一つです。しかし、「安いから」「奨学金があるから」だけで大学や学科を決めることはおすすめできません。

大学を比較するときは、次の点を確認しましょう。

  • 自分が学びたい分野の科目があるか

  • 授業を受けるために必要な語学力

  • 奨学金の対象と継続条件

  • 留学生の卒業実績

  • インターンシップや企業との連携

  • 卒業後に日本・台湾のどちらで働きたいか

  • 4年間に必要となる費用

同じ「経営学科」や「半導体分野」でも、大学によって授業内容や専門分野は異なります。学科名だけではなく、カリキュラムや科目表まで確認しましょう。

台湾留学JP「台湾の大学卒業後の進路」
台湾留学JP「台湾の大学卒業後の進路」

高校生のうちから準備できること

台湾の大学は、大学ごとに出願時期や必要書類が異なります。日本の一般入試とは異なり、高校の成績、語学資格、学習計画書、推薦状などをもとに審査する大学も多くあります。

  • 学校の成績を大切にする

  • 中国語または英語の学習を始める

  • 興味のある大学・学科を調べる

  • 大学の公式カリキュラムを確認する

  • 奨学金の条件を調べる

  • 台湾で学んだ先の進路を考える

台湾留学JP「2027年9月入学の国際学生入試情報」
台湾留学JP「2027年9月入学の国際学生入試情報」

台湾進学が広がっている今だからこそ、「台湾へ行くこと」だけを目標にせず、台湾の大学で何を学び、その経験を将来どのように生かしたいのかを考えることが大切です。

台湾進学相談会のご案内

台湾留学JPでは、台湾の大学への進学を考えている高校生・保護者の方を対象に、台湾進学相談会を開催しています。

大学・学科の選び方、出願時期、必要となる成績や語学条件、奨学金、卒業後の進路などについてご案内します。台湾進学がまだ具体的に決まっていない方もご参加いただけます。

※この記事は2026年8月23日時点の公開情報をもとに作成しています。入試、学費、奨学金、支援制度の内容は変更される場合があります。出願時には、必ず大学・実施機関の最新情報をご確認ください。

 
 
 

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